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妊娠に伴うトラブル:出血

 出血と一言でいっても原因や出血している場所によって状況は変わってきます。あわてず、清潔なパッド(整理用ナプキン)をあて、産院へ連絡しましょう。すぐに診察が必要があるかどうかは、出血の状態によってことなりますから、医師の指示に従って対応しましょう。その際、出血の状況をきちんと説明できるように、量や色を覚えておくといいでしょう。
 入浴は避けてください。感染の心配もありますし、体が温まると、血管が充血しより多くの出血する危険性があります。性行為も厳禁です。 

心配なし心配のない出血
* 妊娠全期間  あかちゃんに影響を与えるような出血ではないもの *
膀胱炎(ぼうこうえん) 
大腸菌などの菌が多くは尿道口から膀胱に達し、感染を起こす病気で、特に妊娠中はホルモンの影響や増大した子宮が子宮を圧迫するためかかりやすくなります。症状は頻尿・残尿感・排尿痛・下腹部痛・血尿。直接胎児に影響はありません。抗生物質で治療します。

痔(じ)
妊娠中に便秘がひどくなり、痔になる人は多いようです。真っ赤な鮮血が特徴です。切れ痔は排便時に痛みを伴い、出血は少量。いぼ時は痛みはそれほど痛みはないのですが、便器が真っ赤になるほどの出血があります。胎児に影響はありません。分娩時のいきみでよりひどくなることもあります。妊娠中は原則として手術は行いません。軟膏などで症状を軽くしておきましょう。

内診(ないしん) 
内診後に出血することも珍しいことではありません。妊娠初期の内診では、クスコという器具で膣を開きますからクスコの先が子宮の出口に触れてそこから出血することがあります。 妊娠後期は、お産が近づくと子宮口の状態を触診で調べます。膣から子宮口、子宮頸管(しきゅうけいかん)付近ではお産に備えてやわらかく充血しやすくなっているので、少しの刺激で出血することがあります。

子宮頸管ポリープ(しきゅうけいかんポリープ)
子宮の出口あたりにできる豆粒大のいぼのようなもの。おりものに血液が混じったり、性行為の後に出血することがあります。痛みはなく、本人も気づかないくらいです。

子宮膣部びらん(しきゅうけいぶびらん)
膣部が赤くただれ、そこから出血します。びらんがあっても異常なことではなく、生理的なもので多くの人に見られます。痛みもないです。ポリープと同様、おりものに血液が混じったり、性行為の後に出血することがあります。

膣炎(ちつえん)
トリコモナス原虫などによって起こる膣炎。緑がかった黄色い泡状のおりもので量が増え、中に赤い血が混じることがあります。かゆみや悪臭を伴う。腹痛はありません。胎児に影響もありません。膣炎はそのまま放置しないように必ず治療しましょう。

月経様出血(げっけいようしゅっけつ)
着床出血ともいい、妊娠初期の予定月経の頃に少量の出血し自然に止まります。妊娠のため変化した子宮内膜を脱落膜といいますが、この膜の中に受精卵が入りこみ着床しようとするときに、その部分から出血します。痛みはありません。ただし、その出血が通常の月経によるものなのか、妊娠して切迫流産の危険性があるものなのか区別がつかないこともあります。すぐにとまれば問題ないのですが、長く続いたり、少しでも異常を感じたらすぐに受診しましょう。
 
 
 
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心配・危険心配な出血
* 妊娠初期 流産を気をつけたい出血 *
流産(りゅうざん)
初期に出血したら、まず流産が心配されます。流産は妊娠した女性の10%ほど発生してると言われてますが、一番危険とされる時期が12週ごろまでです。中には妊娠に気づかずにいつもと月経の様子が違うと感じていると流産だったりということも多くあります。出血は茶褐色のことが多く、普通は少量ですが次第に量が増えて生きます。時には鮮紅色の多量出血が見られることもあります。下腹部が張ったり、痛みを伴います。流産は出血と腹痛がとりあえずのサインですが中には、痛みを伴わないこともまれにあります。出血したら、早急に受診し、医師の指示に従ってください。流産の特攻薬は安静です。赤ちゃんの心拍動が確認できれば、流産の危険性は下がります。

子宮外妊娠(しきゅうがいにんしん)
子宮内の正常な場所以外に着床した妊娠のことです。その部位によって色々な種類がありますが、圧倒的に多いのが卵管(らんかん)妊娠です。卵管に着床した受精卵はそのまま妊娠2〜3ヶ月ごろまで成長を続けますが、細い卵管内では成長しきれず、卵管流産や卵管破裂が起こります。卵管流産の場合は出血がだらだらと続き、下腹部痛があります。卵管が破裂したときは突然の激痛に襲われ、血圧が低下し、ショック状態になることもあります。外出血はそれほど多くありません。直ちに適切な処置を受ける必要があります。

砲状奇胎(ほうじょうきたい)
俗に、「ぶどうご」とも呼ばれてるもので将来、胎盤となるはずの絨毛(じゅうもう)が異常増殖して子宮の中でぶどうの粒のようにどんどん増えていく病気です。胎児は途中で死んでしまいます。症状はひどいつわりと出血。そして妊娠週数の割りに大きい子宮です。この場合の出血は、茶褐色でしょうりょうですが、長くダラダラと続きます。診断は超音波検査と尿中のhcG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)の検査で比較的早期に発見できるようになりました。砲状奇胎と診断されたら数回に分けて子宮内の病巣を完全に掻爬(そうは)します。 

流産にならない安心アドバイス-gooベビー
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* 妊娠後期 流・早産と前置胎盤に注意する出血 *
流・早産(りゅう・そうざん)
妊娠21週まで妊娠が中断することを流産といい、それ以降22週〜36週までの間に出産することを早産といいます。赤ちゃんが母体から離れて無事に育つ可能性によって分けられています。出血にくわえて、陣痛を同じようにお腹が張ったり、腰が重くなったり、痛んだりします。できるだけ安静にして、医師の診察を受けましょう。必要があれば、入院して子宮収縮抑制剤などを用いて赤ちゃんを少しでも長くお腹の中にとどめるよう処置が施されます。家庭での安静が言い渡された場合は基本的には日常生活を無理のない範囲で送っていいのですが細かい指示は医師に従ってください。
早産にならない安心アドバイス
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前置胎盤(ぜんちたいばん)
胎盤が子宮口付近に付着し、胎児の出口をふさいでしまってる状態を言います。そのふさいでいる量によって出血の量は違っています。前置胎盤の特徴は痛みがないのに出血することです。出血はお産が近づくにつれて、多くなることもあります。胎盤が子宮口を全部ふさいでる場合は大量出血することがあります。胎盤の位置、出血の起きた妊娠週数によってその後の処置が異なりますが、そのまま経過を見ながら少しでも長くお腹の中で赤ちゃんの成長を待ったほうがいい場合は入院をして安静を保ちます。前置胎盤の程度が非常に軽度であれば、ときには普通に出産できることもありますが、一般的には大量出血の危険を避けるため、帝王切開で分娩します。
低置胎盤
低置胎盤
胎盤の位置が少し低いものの子宮口にはかかっていない状態。前置胎盤とは別で心配ない。
辺縁前置胎盤
辺縁前置胎盤
一部前置胎盤よりやや浅く子宮口にかかった状態。程度によって経腟分娩できる可能性も。
一部前置胎盤
一部前置胎盤
子宮口に胎盤の一部がかかっている状態。経腟分娩も可能ですが、通常は帝王切開に。
全前置胎盤
全前置胎盤
胎盤が子宮口を完全にふさいだ形。赤ちゃんの発育が順調なら36週以降、帝王切開に。

 
常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうきはくり)
正常な出産では、赤ちゃんが出てきた後で胎盤が子宮壁から剥離しますが、分娩前に胎盤が子宮壁から剥がれてしまうこといいます。非常にまれなことなのですが、おなかを強く打ったときや、妊娠中毒症の悪化によって胎盤機能が衰えているときなど、に起こりやすくなります。激しい腹痛を伴い、おなかはカチカチに固くなります。外出血はそれほどありませんが、次第に少量の暗赤色の出血が起こります。出血は少なくても顔面蒼白となり、ショック状態となって母子共に大変危険です。すぐに入院して帝王切開であかちゃんを助け出します。
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| 妊娠中の心配事 | 23時13分 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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妊娠に伴うトラブル:薬

妊娠中の薬の使用は慎重に。 
安易に薬に頼らないで!!

妊娠中の薬について、気になる人が多いと思います。
妊娠が気づく前に飲んだ風邪薬や頭痛薬など市販薬の影響がどのくらいあるのかも不安になります。

どの時期に飲んだらあかちゃんに影響があるのか紹介しておきましょう。
周期 影響
妊娠0〜3週末 妊娠1ヶ月はまず胎児への影響は間考えなくてもいいでしょう。
妊娠2週目ごろ、排卵が起こり精子が卵子が結合して受精卵になり、7〜10日かけて着床します。その時点で妊娠3週になるので妊娠に気づいてない人がほとんど。もしも、薬をこの時期に服用してなんらかの影響があるとすれば心身そのものが成立しないと考えられます。
妊娠4〜7週末 妊娠4週(妊娠2ヶ月)からは、赤ちゃんの脳や内臓、目や耳といった体の器官の基礎づくりが着々と始まり、器官の分化が急ピッチで進められているときです。
お腹の赤ちゃんが薬を含めて、外からの影響を一番受けやすいのは、この時期です。器官形成期でもあります。 この時期に薬やX線などの影響を受けると細胞分裂が正常に行われず、赤ちゃんに異常を与えることがあります。
妊娠8〜15週末 器官形成期をすぎると外からの影響で赤ちゃんに障害を与えるという危険性は少なくなります。しかし、お腹の赤ちゃんの発育には個体差がありますから、引き続き薬の服用は慎重にするべきです。この時期は、主に口蓋(こうがい)の形成や性器の形成がなされるときですから、口蓋裂(こうがいれつ)や性器の異常が心配されます。
妊娠全期間 妊娠16以降なら市販薬を服用しても平気かというとそうではなく、市販薬は誰でも使用できるように作られているので効果が高いとはいえません。さまざまな成分が入っているので必要のない成分も取り入れてしまいます。
妊娠中は普段とは体の調子も違うので自己判断で市販薬を服用すると症状が治まらなかったり、必要もない薬を飲んでしまうということもあります。基本的には産婦人科で相談し、場合によっては専門医で受診することが大切です。


* 産婦人科で処方される薬 *
つわり
つわりが重症で脱水症状になったり、栄養障害をおこしたときは、ブドウ糖の注射のほかに、ビタミン剤、鎮静剤、吐き気止めを用いることあります。

膣炎
カンジダ  :エンピシド、アデスタン、フロリードなど
トリコモナス:フラジール、ファシジンなど
クラミジア :エリスロシン、アイロタイシン、クラリスなど
主に、膣剤と軟膏が処方され、クラミジアでは内服薬が処方されますが、どれも赤ちゃんに影響することはありません。
トリコモナスは妊娠前に処方された薬は妊娠後には服用しないでください。

便秘
アローゼン、ラキソベロン、コーラック
腸を刺激するタイプと便をやわらかくするタイプがありますが、どちらも赤ちゃんへの影響はありません。


コステリザン、ネリプロクトなど
軟膏や、座薬が処方されますが症状がひどいときには専門医を紹介されることもあります。
ただし、妊娠中に手術をすることはまずありません。

貧血
フェロスタチン、フェログラデュメット、フェルムなど
貧血には鉄剤が必要です。成分は食品に含まれる鉄分と同じものです。人によっては胃腸障害を起こすことがあり、そのときは別の鉄剤に替えます。

お腹の張りを抑える、切迫流産、切迫早産
ウテメリン、スファジラン、ラクチルなど
子宮の収縮を抑制し、おなかの張りを抑える薬です。流産、早産を予防するために必要な薬ですから、必ず指示に従ってしようしてください。


※ビタミン剤についての注意
ビタミンAとDは脂溶性のビタミンで妊娠中の多量摂取で赤ちゃんに異常が起こることもあります。常用の量を守っていれば大丈夫です

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| 妊娠中の心配事 | 22時57分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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